メールマガジンバックナンバー

ラフターヨガジャパンニュース-2016-07-02

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本メールはラフターヨガジャパンよりニューズレターの登録を
された方に配信しております。
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 NPO法人ラフターヨガジャパン メルマガ vol50


 みなさま
 

7月です。梅雨時ということもあり蒸し暑い日が多いですね。
そんな中、ラフターヨガで大笑いすると、スカッと蒸し暑さも
吹き飛ぶ感じがします♪

さて、LYJメルマガ第50号を配信致します。
前回の49号では、まきさん(川上まきさん)の「マイストーリー」をお届け致しました。
すごい行動力の持ち主で、ラフターヨガに対しても"熱い想い"をお持ちの方。日本はもちろん世界での今後のご活躍が楽しみです。
今回の第50号では、みっちゃん(森岡美智さん)のマイストーリーをお届け致します。
あわせて、「LYJ主催 初夏のお楽しみ講座」概要リポート(その1)を掲載しております。こちらもどうぞお楽しみ下さい。


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1)「みっちゃん(森岡美智さん)のマイストーリー」
2)「LYJ主催 初夏のお楽しみ講座」概要リポート(その1)
3)イベント情報&ニュース
4)編集後記


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1)「みっちゃん(森岡美智さん)のマイストーリー」

                  聞き手 zin(田中仁)

Q みっちゃんがラフターヨガを始められたきっかけは何ですか?

A ラフターヨガに出会ったのは2011年です。
主人がある日突然寝たきりになりました。5週間後に回復しましたが、その後、ある日突然失業。
しかも当時、私たちは不妊治療中でした。
精神的、肉体的、経済的ストレスや不安に押しつぶされそう...って感じていた時に、東日本大震災が起こったんです。
たくさんの尊い命が失われる様子を見ているうちに、人生の意味が全く分からなくなりました。
病院に行ったら「うつ病」と診断され、お薬を処方されましたが、「絶対に薬以外の解決方法があるはず!」という信念と希望は失わずにいられました。
そんな時にラフターヨガのセッションがあることを知ります。ラフターヨガとは何か、全く知識はなかったんですが、直感的に「これだ!」と分かり、迷わず参加したのが初めの一歩です。
ちなみに、<超>ラッキーなことに、そのセッションの講師は廣江まさみさん(※)でした。

※岡山笑いヨガクラブ主催。マスタートレーナー。


Q ラフターヨガをやって変わった点などありますか?

A 全てです(笑)。
まず初めての一時間のセッションの後、世界の見え方が変わりました。
霧が晴れて、久しぶりに明るい世界を見るかのように、全てが明るく、美しく見えました。精神的にも、何の根拠もないのに、なぜか「全て大丈夫だ!」「私も大丈夫だ!」って思うことができました。
それ以来、ラフターヨガを続けて、健康も、物の見方も、人間関係も、家族との関係も、毎日の気分も、食事の仕方や休日の過ごし方さえ...、本当に全てが変わりました。
もちろんよい...、というか「楽しい」方向にです。

Q LYJの活動で印象に残っていることなどありますか?    

A 6月に、お楽しみ講座(※)に参加させていただき、しかも発表の機会をいただきました。
日本のラフターヨガの歴史に残る、記念すべき10周年イベントに参加させていただいたことは、私にとって、大きな意味のあることで、非常に感動し、感謝しています。
他の講師の皆さまもとても素晴らしかったですし、集まった皆さま一人ひとりが、それそれの想いを持って活動されていて、仲良く楽しく繋がって、分かち合って...、最高の時間でした。
メアリーさんを始め、LYJのスタッフの方たちが作ってくださる空間がとても心地よく、温かく、安心できるもので、だから全員がこんなにイキイキしているんだなぁって思いました。
私ももちろん、今でも心が苦しくなったり、辛いなぁって思う出来事が起こったりもします。
けれど、それでも楽しく生き続けられるのは仲間がいるからです。
大切なものを思い出させてくれる人たち、一緒に笑える人たちがいるから。
楽しい生き方を忘れそうになった時に、帰れる場所があるから。
LYJさんは、そんな、「仲間に会える場所」「帰って来れる場所」を提供してくださっているんだと感じました。


※先月の6月2・3日に開催された「初夏のお楽しみ講座」。
 マスタートレーナー7名全員に集まっていただき、ミニ講座・ディスカッション等を行った。
マスタートレーナーである、みっちゃんにも講座を担当していただいた。


Q お楽しみ講座の講座のテーマもそうでしたが、みっちゃんは「笑いの内なる精神」を積極的に伝えていらっしゃるんですよね?

はい。私は笑いヨガで人生が変わりましたし、人にお伝えさせていただく中で、人の人生が変わるのも目撃してきました。奇跡も見ました。
ただ、全員の人生が変わるわけではないことにも気づいたんです。
もちろん、「笑いヨガは私には向かない。」と感じる方はOKなのですが、「笑いヨガが大好き」で、しかも「より幸せに生きたい」と心から願っているにも関わらず、全く何も変わらない方がいらっしゃいます。
「この違いは何だろう?」「どうしたら、皆さまに変化を体験していただけるんだろう?」と、私なりに真剣に考えた結果、出た答えの一つが、「笑いの内なる精神」を取り入れているか、取り入れていないかの違いでした。
笑いヨガは「ホホハハハ」や子供に返って大爆笑!だけではなく、私は生き方だと思っています。
笑いの裏には、非常に深い精神性が隠されていて、それを笑いヨガに取り入れることで、人生のバランスが取れ、毎日の生活が変わり始めるのかなと思います。
インドでカタリア先生が行うティーチャー養成講座でも、年々、スピリチュアルな教えに割く時間が増えています。
更に、最近のカタリア先生とのさまざまな会話を省みた時、「先生が本当に世界に伝えたいのは、この精神性の部分なんじゃないかな?」と感じております。
カタリア先生の教えを、心を、皆さまの心に届けることができたらいいなと思いながら、笑いの内なる精神を伝えています。

Q 最後に、みっちゃんの今後の抱負などお聞かせ下さい

A 自分の残りの人生をかけて、本当に楽しく生きて、世の中には楽しい生き方があるということを一人でも多くの方に伝えたいです。
そして、自分も人も一緒に幸せになりたい。人は無条件に笑える、無条件に愛せる、無条件に愛される存在なんだということを、人と一緒に学び続けたい。
そのために具体的にやりたいこともたくさんありますが、長くなるので(笑)、一つだけ。
バイリンガルで通訳士であることを生かして、カタリア先生を含め、世界のラフターヨガの素晴らしい情報や人材を日本の皆さまに伝えること。
そして、日本の素敵な仲間たちの活動や想いをカタリア先生にお伝えすることも私の使命だと思っています。

《「インタビューを終えて」聞き手からのコメント》

みっちゃんとはじめてお会いしたのは、2014年9月に開催されたロバート・リベスト氏のセミナー(LYJ共催)の時でした。みっちゃんは同セミナーで通訳を担当されていたのですが、終始やさしい笑顔を絶やさず、わかりやすい言葉でメッセージを伝えていらっしゃったのを覚えています。「セミナー・イベントでの通訳の方の力って、大きいな~」とあらためて実感しました。
これまでメルマガでのインタビューを含めて「ラフターヨガをやって変わった点などありますか?」という質問を、数多くの方にさせていただきました。
この質問に「全て」とお答えになったのは、自分の記憶ではみっちゃんが初めて、(笑)
それほどみっちゃんの人生にとって、ラフターヨガは影響が強く、欠かせないものであるようです。
その強い思いが、インタビューで聴かせていただいた今後の抱負につながっているのでしょう。
通訳士、そしてマスタートレーナーとして、これからますます、みっちゃんの活躍の場が広がっていきそうです。


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2)「LYJ主催 初夏のお楽しみ講座」概要リポート(その1)

「リーダー、ティーチャー、クラブ常連者のスキルアップと
交流の場」、としてご活用いただいている「お楽しみ講座」。
先の6月2日(木)・3日(金)の2日間にわたり開催された
「初夏のお楽しみ講座」でも、連日大盛況で講座内容についても好評をいただきました。
初夏のお楽しみ講座では特別企画として、マスタートレーナー(MT)7名全員にお集まりいただき、それぞれの得意分野または活動を中心にミニ講座を行っていただきました。
そこで、今回と次回の2回にわたり、講座の概要をまとめた「初夏のお楽しみ講座 概要リポート」をお届け致します。
今回は1日目に行った講座の概要を綴った、その1です。
お楽しみ下さい。


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田所メアリーMT(NPO法人ラフターヨガジャパン・代表)
「笑いの輪と和で、心も体も絶好調!」

日本にラフターヨガを紹介して10年。そのきっかけを始め、この10年、何が活動の原動力となったのか、私の「笑いの原点」についてお伝えします。

まず、そもそもどうして日本に来たのかを知りたい人が多いでしょう。私は高校のときに日本へ留学し、その後アメリカの大学で日本語を学ぼうと思っていました。縁あって再度日本に留学し、国際基督教大学 (ICU)を卒業しました。ちょうどその頃、友人の紹介でタド(夫・田所孝)と出会って結婚しました。ちなみに、新婚旅行は自転車で京都まで行きました。

その後の子育てでは、同じ国際家族の友人たちと支え合って英語の文庫などを開きましたが、ストレス発散のためには話をするだけでは足りないことに気が付きました。 何か良いリフレッシュの方法を模索するうちに、カナダでコーチングの大会に行った友人からラフターヨガを紹介され、ドンと腑に落ちた気がしました。
それが2005年の夏でした。

日本では当時、ラフターヨガの情報は検索しても何もない状況だったので、まず通信講座で学び、2006年4月から身内と活動を始めました。カタリア先生の元で勉強した、カナダ人のリサ・ブースも同じ4月に体験会を開き、めぐり合うことができました。2人がこのオリンピック青少年センターで東京ラフタークラブを立ち上げました。それから10年、日本でラフターがここまで広がったのは、奇跡です。その成長を見守ることができて、光栄です。

私はよく、なぜラフターを続けているのか、続けられるのかと聞かれます。何年も前から、家の冷蔵庫のドアには、「笑いの輪と和で、心も身体も絶好調!」という言葉が貼り付けられています。9年以上クラブに通っている一人がいますが、「私はこの日のために一週間を生きている」と言われたのが一つ原動力になっています。そして、私にとって、笑いの原点はいたってシンプルです。目と目を合わせ、笑って心と心を響かせるのです。原点に戻れば何があっても乗り越えられます。

川上まきMT(ラフタークラブすまいるあーす主宰、ラフターヨガインターナショナル日本窓口)
「ラフターヨガインターナショナルの今」

世界中で日々進化し続けているラフターヨガの本部、ラフターヨガインターナショナル。今年2月、インド、バンガロールでのラフターヨガフェステイバルに参加した後、私はラフターヨガインターナショナル本部やカタリア先生のご自宅で、2週間を過ごしてきました。 

ラフターヨガインターナショナルのビルの中では、若いスタッフの皆さんがカタリア先生夫妻とまるで親子のような関係を保ちながら、一生懸命に仕事に励んでいます。ここには今、ヨガやマッサージをはじめ、さまざまなエキスパートが集まっていて、ラフターヨガ・インターナショナル・ユニバーシテイの業務にあたっています。またカタリア先生は子どもたちと笑うために、近所の小学校でラフターヨガクラスルームを設置し、そこでは8歳から14歳の子どもたちが歌ったり笑ったりしています。

カタリア先生も、もちろんなのですが、私がすごいと思うのは、マデユリ夫人です。彼女の支えあってこそ、カタリア先生はグルになれたのだと思います。

カタリア先生は「何があっても笑い続けてください。小さな声でいいから、みなさんも笑い続けることをしてください」と言っておられます。これからも私はラフターヨガインターナショナルの様子を紹介し、ボランテイアとしてパンフレットやテキストの翻訳をしてゆきます。

平山英子MT(わいわい山口ラフターヨガクラブ・主宰)
「がんとともに地域で生活する人を対象とした定期的な笑いヨガの効果――山口県立大学看護栄養学部看護学科で行なった研究結果報告」

私は2013年、山口県立大学看護栄養学部看護学科(現在は山口大学大学院医学系研究科保健学系学域)の田中愛子先生から依頼を受け、地域で暮らす5人のガン患者さんを対象にした研究で、1回40分の笑いヨガを月2回行い、セッションの前後に血液検査と心理テストを行いました。

その結果、笑いの後でNK(ナチュラルキラー)細胞の数値が上昇する傾向にあることが確認されたが、優位さは認められなかった。それは今回の対象人数が少なかったことに因るかもしれない。また免疫の仕組みを変えるためには、笑う頻度を多めにしたり笑う時間も多くとることが必要と思います。

今の段階では笑いは特効薬ではないが、健康になってゆくチョイスの一つとして位置づけられてゆけば良いと考えています。

アマゾンなすこ山口MT(一般社団法人ラフターヨガネット・代表理事)
「笑いは命のカタリスト(触媒)です」

私はこれまで20年間の国際交流を通じて、「文化の違いを理解すれば、だれとでも仲良くなれる」ことを実感してきました。そして「人の出会いの大切さ」と「笑いがあるから人は変われる」ことも実感しています。

私は7年前にガンに罹り余命宣告を受けていたときにラフターヨガに出会い、オーストラリアでカタリア先生の指導のもとで、毎日笑い続けました。日本に帰ってからは笑う相手がいなくて、鶴岡の公園で木に向かって笑い続けたこともありました。その後インドでテイーチャー養成講座を受けて笑い、これによって肉体的にも精神的にも、完全に元気を取り戻すことができました。

これからは多くの人たちに笑って免疫力をつけてもらいたい、そのためには各地にラフターヨガ大学を作ってゆきたいと思っています。

ラフターヨガを通じて愛と希望と平和の花を咲かせましょう!


リポート:LYJボードサポーター ベッキー(真下美弥子)


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3)イベント情報&ニュース
 

☆「No. 19 秋のお楽しみ講座」&
「LYJ5周年記念イベント」

今年の9月、LYJがNPO認証を受けて5周年を迎えます。
日頃LYJをご支援下さっているみなさまへの感謝の意を込めて、
NPO認証5周年記念イベントを行います。
今年も秋のお楽しみ講座と合わせて9月に開催致します。


どちらも楽しいプログラムを企画中です♪
詳細決まり次第、当メルマガ、ホームページなどでお知らせいたします!
どうぞ、お楽しみに!

☆第9回秋のラフターヨガ&バーベキュー大会

文化の日恒例、今年もやります!! 大人気企画!
ラフターヨガを愛する人たちが集い、いっしょに笑い、
美味しいバーベキューを食べながら、楽しく交流を
深めるイベントです♪
ラフターヨガ愛好家の皆様はもちろん、
「ラフターヨガに興味はあるけれども、最初からがっつりラフタークラブで笑うのはちょっとハードルが高い・・・」なんていう初心者の方にも、気軽にラフターヨガを楽しんでいただける絶好のイベントです!

2016年11月3日(木・祝)。
 会場はお馴染みの国営昭和記念公園、雨天決行です。

こちらも是非、今から予定を入れておいてくださいね♪

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4)編集後記


「祝、メルマガ50号!!」

たくさんの方からの応援、支えをいただきながら、
当メルマガも50号を発行することができました。
ありがとうございます。


この機に
「今までどんなこと書いてきたかな~」
と過去のメルマガをチェックしてみたら

記念すべき第1号(2012.6配信)の編集後記では
「ため息(の効用)」について書いていました。


・・・ 編集後記の抜粋 ・・・

 蒸し暑い季節になりました。
 それだけでなく雹が降ったり、突風がふいたり、
 天候不順な日が多い今日このごろ。
 なんだか例年より疲れるような・・・。
 思わず「はああ~」とため息。
 こんな時こそメアリーさんが紹介してくれた
「ため息笑い」を試してみる価値がありそう。
 ちなみに歌の発声練習でも「ため息」の練習
(息と声を混ぜる練習)を取り入れてることが
多いようです。
 「ため息」の効能を見直してみるべきかも。
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どうやら、すでにこの時に蒸し暑い季節の乗り切り方を
掴んでいたようです、笑

この記事を書きながら、「はああ~」と深くため息。
ちょっと、いいかも。

【発行元】

ラフターヨガジャパンメルマガ編集部
(編集長 ZIN)

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